ROMERO LUBAMBO / SO-BRAZILIAN ESSENCE

romero-lubambo141955 年リオ・デ・ジャネイロ生まれ、85 年あたりからアメリカに移り住み。ブラジル音楽とジャズのフィールドで活躍するギタリスト、ホメロ・ルバンボの最新ソロ作品。
抜群のテクニックもあって、アメリカに移住して以来数多くのブラジリアン・クロス・オーバーの作品に参加する他、ダイアン・リーヴス、ダイアナ・クラール といった大物歌姫と共演してきた実力者。一方日本では、90 年代トニーニョ・オルタとの共演作『Infini te Love』を矢野顕子がツアーで紹介したことで、多くの女性ファンの耳にもその名が知れ渡ったというもの。また、昨年は同じくブラジル出身のルシアーナ・ ソウザともDuoで来日したことも記憶に新しくあります。
90 年から活動するグループTri o da Pazでの演奏はもちろん、器用さゆえに、様々なユニットにひっぱりだこ。サイド・メンでの仕事が印象的でもありますが、しかし、ソロ・ギターのコンサー トこそ、ルバンボの支柱なのだとか。そして、ここでは、ソロ・ギターへ の愛着、愛情を表現したかったのだそうです。
トム・ジョビン、ヴィニシ ウス・モラエス、カルロス・リラ、セザル・カマルゴ・マリアーノなどが生み出した、ボサやサンバのクラシックスに、自らのコンポジションも交えた13 曲(M7 は娘に捧げた曲)。決して奇をてらうことなく、超絶演奏でテクニックをひけらかすこともなく、曲の世界を素直に奏でることから生まれる豊かさは、シンプル でありつつ含蓄あるもの。自らのヴォーカルも重ね合 わせたM-8には深いサウダージ感が溢れます。
昨年の来日公演では、終始笑顔で、ルシアーナと楽しい会話も楽しませてくれたホメーロ。人柄の温かさも滲んだ、ソロ作品です。(以上、サプライヤーインフォより)
▽参考