HARIS ALEXIOU / DI EFHON

haris1992古巣のミノスからポリグラムへ移籍しての第一作、このアルバムを作りたくてハリスは20年以上在籍したミノスを出たんじゃないかと思えるほど、それまでのオーソドックスなライカを脱ぎ捨て、元プログレ・バンドで活躍していたニコス・アンディパスに作曲&バッキングをまかせ、エレクトロ楽器を大胆に導入した地中海トラッド・サウンドの中、伸び伸びとした歌声を聞かせてくれました(今から想えば、ハリスはこの時期、同時代イタリアのカンタトゥーレ達に影響を受けていたんじゃないでしょうか…?)。結果、日本を含め広く世界に新しい聴衆を掴むことになりました。ギリシャに育まれた歌の力が、新たな装いで世界へと羽ばたいたエポックメイキングな一作、でしたね。当時、新星堂オーマガトキ・レーベルでリリースされてベストセラーになり、初来日もしてくれました。

01 – Di Efhon
02 – Magissa
03 – Sinavlia
04 – Fthinoporo
05 – I Dikia Mas Psihi
06 – Na Ziso I Na Pethano
07 – Ta Pedila
08 – Ela Nioti Mou Perna
09 – Ta Karelia
10 – I Patrida

go top