LOUNES MATOUB / L’ADIEU… 『ラスト・コンサート・ライヴ』


matoub1998年6月に地元アルジェリアで暗殺されたカビール人シンガーソングライター=ルネース・マトゥーブ/彼がその最晩年の同年1月にパリのゼニット劇場で行った最後のパリ公演の模様を収録したライヴ・アルバムがこの2枚組です!マトゥーブはアルジェリアで下層階級の多くを占めるカビール人のアイデンティティを訴え続けてきたプロテスト・シンガー、でも晩年のこの時期には、単に言葉のメッセージだけではなく、伝統的な要素を彼なりに組み直した独特な音楽性の伴奏と、カビールらしいメリスマを効かせて磨き上げた唯一無二の歌声で、スケールの大きな音楽を生み出していました。そんなマトゥーブのカリスマ性溢れる歌声と、貧しいカビール人移民で埋まった客席から唱和する熱い歌声が、胸を打つアルバムです。

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