HIEN TUC / THIEN SU


「美しい昔」で有名な、ベトナムのボブ・ディランとも呼ばれる国民的作曲家、チン・コン・ソンの作品集です。~歌うは1981年ホーチミン生まれ、9歳の頃から歌って来たというトップスター、ヒエン・トゥック嬢です!00年代前半、未婚の母となり、子育てのためにキャリアを中断していますが、この2011年作で9作目のあるバムになるそうです。で、東京 / 代々木公園の“ヴェトナム・フェス”のため、既に3回来日しているそうですが、知りませんでしたねえ、残念!とにかく、ここ数年のベトナムPOPの進化を計るには絶好のアルバムの一つかと、そう思います。チンコンソンのメロディアスな曲想を、 シンプルなギター弾き語り風 or 伝統的な弦楽器アンサンブル等において、淡々と、抑えの効いた声で聴かせています。悲嘆を隠すようにして発声される、そのベトナム的メリスマが描くカーヴに湛えられた清澄な哀愁に、溜息…。

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