DEBADEMBA, ABDOULAYE TRAORE & MOHAMED DIABY

debademba期待のマリ新人女性ファトゥマタ・ジャワラが2曲でリードヴォーカルを取っています。そこんとこもポイント高いワケですが…、ブルキナファソ出身の歌い手=モハメド・ディアビーと、マリ/バマコ出身のギタリスト=アブドゥーライェ・トラオレによるユニット=デバデンバのファースト・アルバムとなります。基本的にはバンバラ・ルーツのメランコリックなバラード、マンディングPOPやンバラを想わせるダンス・ナンバー等が多彩なアレンジで収録されているわけですが、なんといってもその魅力は、サリフやユッスーを思わせる?モハメド・ディアビーの強靱な喉!久々にヴォイス / 声そのもので勝負できるアフリカ大型ニューフェイスの登場といっていいんじゃないでしょうか?特に2曲目のンバラっぽいアップで聞かせる歌声が超強力!あるいはZZトップみたいなブギー?で聞かせる歌なんか、往時のロバート・プラントみたい??ややアレンジのヴァラエティにこだわり過ぎた感もありますが、なかなか聴き応えある作となりました。アブドゥーライェのギターもなかなかのものです。