山中一平&河内オンドリャーズ / オンステージ

zask001_72河内音頭界で数少ないプロであり、幻の音頭取りといわれている山中一平と彼と活動をともにする 河内オンドリャーズによる初のライヴ盤。2010年5月大阪府豊中市服部緑地公園野外音楽堂で開催さ れた関西名物の野外ロックコンサート「祝春一番2010」での実況録音に加え、同月東京藝術大学千住 キャンパスで開催されたイベントでの河内音頭を加えたライヴアルバム。 河内音頭だけでなく歌謡曲、民謡、ブルースナンバーと多彩なレパートリーと、河内オンドリャー ズが織りなす、ソウルフルな演奏は、河内音頭という枠から大きく離れた関西ネイティヴの新しい ファンクミュージックといって間違いない。

1. ざんざ大阪
2. OSAKA ミッドナイトブルース
3. 淡海節
4. 恨五百年
5. 河内音頭河内十人斬り 金剛山の彷徨
6. 河内音頭坂田三吉物語 青龍篇

大阪府東大阪市出身 18歳で「河内十人斬り」、「神崎東下り」、「王将」、「雷電」を初レコーディング。73年芸名山中 ひろしとして、角座や神戸松竹座など数多くの舞台に立つ。この頃漫才師の故内海カッパ(今宮エビ ス・内海カッパ)と出会い、指導のもと関西演芸協会会員となる。その後、作曲家西脇功に師事し、 シングルレコード「ざんざ大阪/酒場情話」(秋田泰治作詞/西脇功作曲・編曲:キングレコード) を発売(77年)。この時西脇功から『山中一平』の芸名を命名される。また、名盤として有名な『河 内音頭総集大会現代河内音頭(2枚組)』(東芝)の録音に「神崎与五郎東下り」で参加した(78 年)。 80年に音楽活動を休止したが、92年に音楽活動を再び開始し、その後シングルCD「OSAKAミッドナ イトブルース(94年)」、CD「ざんざ大阪/河内音頭浪花慕情(2003年)」などをリリース。ま た、浪花座、国立文楽劇場上方演芸特選会、オーサカキング、祝春一番コンサートなど精力的な活動 を続けており、2006年には、文化庁芸術祭への参加公演を行った。 現在は、オリジナルバンド『河内オンドリャーズ』を率いて、ライヴ活動を行っており、特に自身が ホストをつとめる異色ライヴ・ショウ「ナニワジャングル」を主宰し、様々なミュージシャンと交流 を行っている。(メーカーインフォより)
▽参考