土取利行 / 添田唖蝉坊・知道を演歌する 第二集

?º£?º§„ǧ„É≥„ɨ„ǧ„Ç´„ɺ„Éà„Çô01-16e日本の近代流行歌の祖、添田唖蝉坊・知道。
反骨・風刺・諧謔に溢れた彼らの歌の数々に、土取利行が三味線やアジアの楽器群と共に新風を吹き込み話題となった前作に次ぐ待望の第二集!
邦楽番外地・本流自由演歌の世界! !
▼「添田唖蝉坊・知道を演歌する/第二集」について
第一集では添田唖蝉坊の初期の作品から、演歌師として独立後に発表し名声を世間に広めた「ラッパ節」、堺利彦との出会いで作られた反戦歌や社会主義的な歌、そして長男添田知道のデビュー作で最も知られた「東京節」の登場を挟んで、大正12年の関東大震災前後までの二人の歌を紹介してきた。
本アルバムでは主にその大震災前後の大正時代に変遷した演歌、特にラジオやレコードの浸透によって歌の在り方が大きく変わり、人から人へと唄い続けて来た演歌師そのものの継続も危うくなってゆく時期の歌を多く紹介した。この変遷期、添田唖蝉坊は演歌師集団を継続させてゆくために様々な働きかけをしているが、その一つに独自の機関誌『演歌』の発行がある。
そして、この『演歌』に一般からの歌詞を募集し、知道が作曲を手掛けるようになっていったことも注目される。このアルバムでは『演歌』と同時に「講談倶楽部」「面白倶楽部」「婦人倶楽部」などに発表されていた歌もいくつか紹介しているが、明治の唖蝉坊演歌の特徴は大衆が馴染んでいた俗曲から軍歌にいたるまで、あらゆるなじみの節を用いて、風刺に富んだ歌詞を作るという替歌を主とした作詞家の要素が強い。(メーカーインフォより)

 

■収録曲:
Disc 1
1. ホットイテ節
2. ちどり節
3. 四季の歌(第二次)
4. 新どんどん節
5. ああ無情(おじさん隠して)
6. 新深川節
7. イキテルソング
8. 労働問題の歌
9. 平和節
10. 新トンヤレ節
11. 新わからない節
12. 新馬鹿の歌
13. 新ノーエ節

DISC 2
1. 調査節
2. ベラボーの歌
3. ベアトリ姐ちゃん
4. 職業婦人の歌
5. 金々
6. みどり節
7. 思い出した
8. 惜秋抄
9. ミラクルソング
10. 横浜小唄
11. アパッシュの歌
12. 丸山小唄
13. 雨はしきりに
14. 昭和ノンキ節

■土取利行プロフィール
70年代より近藤等則、坂本龍一等と活動し75年に渡米、渡欧。
ミルフォード・グレイブス、デレク・ベイリーなど海外のインプロバイザーと演奏。
76年よりピーター・ブルック劇団で30年間にわたって演奏家、音楽監督として活躍、 「マハーバーラタ」「ハムレット」など。
87年桃山晴衣と「立光学舎」設立。 「縄文鼓」「銅鐸」など古代音楽を演奏。 近年桃山の三味線で「唖蝉坊演歌」を開始。

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