ホセー・アントニオ・メンデス 『フィーリンの結晶』

jose-andotnio3rd おかげさまでご好評をいただいている EL SUR RECORDS 国内盤のホセー・アントニオ・メンデスの2作〜『フィーリンの誕生』(1955-56年録音)&『フィーリンの真実』(1957年録音)に続いて、彼のメキシコ時代最後のアルバムとなった “USTED… EL AMOR… Y JOSE ANTONIO MENDEZ” (1958年録音)〜こちらを『フィーリンの結晶』というタイトルで、この夏の終わりにリリースさせていただきます。このCDで、ホセー・アントニオ・メンデス / メキシコ3部作は完結です。この作をリリースした後、ホセー・アントニオは10年間のメキシコ生活に終止符を打ち、革命後のキューバへ帰還、以降、キューバを拠点に活動することになりました。
もちろん前2作と同様、ホセー・アントニオならではの、北米ジャズはじめ様々な同時代音楽を昇華したボレーロ・スタイルのソング・ライティングにおいて、その独特なダンディズムとメランコリーを充分に満喫できる作品となっています。自身によるフィーリン・ギターのプレイを随所に織り込みながら、当時のメキシコを代表したモダン派、“オーケストラの詩人” と渾名されたマリオ・ルイス・アルメンゴル楽団の全曲伴奏を得て、3作中でも最もジャジーかつシルキーな雰囲気に包まれ、いつものようにスモーキーなフィーリン・ヴォイスを聞かせてくれます。

JOSE-ANTONIO3SPECIAL


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